今後のトレーニング内容(原理・原則や方法、戦略)を紹介するにあたり知っておいて頂きたい、以下2つの分類について今回お話しします。

  • エネルギー産生能力
  • エネルギー使用能力

 

上記の図を説明します。

 

エネルギー産生能力とは

2つの能力は車でイメージしてもらうと分かりやすく、まずエネルギー産生能力ですが軽自動車よりも図に出てくるようなスーパーカーは、

  • 産生率:エンジン(パワー、スピード:1度に大きな力を素早く出せる)も大きい
  • 備蓄量:ガソリン(体力:運動を持続、反復して行える)もより多く貯蔵することが出来る

といった、エネルギーの産生と備蓄を高める考え方です。

エネルギー産生能力をトレーニングに置き換えると、持久力や単発または繰り返しのスプリント能力を向上させる『ラン系トレーニング』(コンディショニングトレーニング)です。

 

エネルギー使用能力とは

エネルギー使用能力は、スーパーカーが手に入ったとしても軽自動車に乗った経験しかないとスーパーカーを乗りこなせないため、

  • 身体技術:運転しやすい身体の姿勢やポジションを習得する(各関節の柔軟性、可動性、安定性、協調性、筋力などの獲得
  • 動作技術:ハンドルテクニックの習得(走る、方向転換、投げる、コンタクトなど
  • プレースタイル/戦略:どの道順をどのように走行するか(例えば、技術がないのでたくさん動き回って勝つ、相手の裏を上手く取って勝つ

といった、車(身体)を扱う技術を高める考え方です。

エネルギー使用能力をトレーニングに置き換えると、体力や技術を実際の競技中の様々な状況下でのプレーに適応させる目的で『静的&動的ストレッチ』『ウエイトトレーニング』『ムーブメントトレーニング』(詳細はこちらhttp://strong.dietgenius.jp/2017/01/24/場所別トレーニング内容と獲得できる体力要素/)『競技練習』などがあります。

 

 

まとめ

今回はエネルギーの作り方と使い方のイメージについて大まかに2つの分類に分けました。

競技特性やプレースタイル、または監督やコーチなどチーム内での要求される能力を捉えて、エネルギー産生とエネルギー使用のどちらを、またはどちらも優先的にトレーニングに取り組むか、トレーニング戦略(計画)を立てましょう。

 

今回までの3つの記事ではトレーニングを始める前に知っておきたいことをお話し致しました。

次回以降は、それぞれの分類について実際にどのように高めていくか、トレーニングの原理・原則や方法をご紹介していきます。