皆様こんにちは、久保です。前回の投稿から少し日が空いてしまいました。

今回は、前回の「スポーツ選手は体脂肪が低ければいいというわけではない」というお話しを元に進めさせていただきます。考察になるので、図表等なくて読みにくいかもしれません、ご了承のほどお願いいたします。

決定的なガイドラインはない

体脂肪の話題になると皆さんが知りたいのは「結局、スポーツ選手はどのくらいの体脂肪率が理想なのさ?」ということだと思います。ですが一言に「スポーツ」と言ってもその中に色々な要素があるので、一概に「アスリートは体脂肪率◯◯%であるべきだ!」というガイドラインは私が知る限りでは見たことがありません。では、その「様々な要素」とはなんなのでしょうか。

性別が違う

まず、大きな前提として私達人間には「女性」と「男性」という大きな二つの性別があります。中でも女性アスリートに対する身体組成的なアプローチは、私達男性ではやりづらい部分があります。というのも、一言「いま体重何キロ?」って聞くだけでセクハラで訴えられる世の中なので。

体重のことを聞くだけでもしんどいのに、体脂肪率と関連があるとされる月経のことやその周期のこと(一般的には15%前後で無月経が症状として表れるとされている)なんてさらさら聞くことができませんし、女性の気持ちになった場合、それを同性にでも話すのをはばかる気がします。

つまり、「そもそも”性別が違う”ということは、それによって適切な体脂肪率も変わってくる」ということになります。当然ですよね。

スポーツによって異なる

適切な体脂肪率はスポーツによって異なることが、前回の記事からも読み解くことができると思います。

たとえば跳躍系の選手であればなるべく体脂肪による体重増加を抑えて遠くへ、高く飛びたい、というのは誰しもが思いつくことだと思います。逆に、陸上競技の投擲選手など、あまり直接的に競技が体重、体脂肪に影響を与えない競技の場合は、ある程度の体脂肪を保ってもいい、ということがわかります。

つまり、「むやみやたらに低い体脂肪率を目指すわけではなく、自身が現在行っている競技特性を理解した上で、減量、または増量に取り組むことが大事だ」ということになります。

さらに、スポーツの中でも「ポジション」というものがあります、たとえば多くの論文内ではアメリカンフットボール選手の身体的特徴を「フットボール選手」とひとくくりにするのではなくて「ラインマン」や「バックス」のようにポジション別に分けています。というのも、特にアメリカンフットボールはポジションごとに分業制が確立されているスポーツなので、その選手が求められるスキルが異なるからです(ラインマンなら大きく、がっしりした体型が理想だし、逆にバックスなどは俊敏性も求められる)。

このことは他のスポーツにも言えること(同じピッチャーであっても、技巧派とか速球派とか、いますよね)なので、自分のポジションに合った体脂肪率を模索していくことも重要です。

まとめ

一言「理想の体脂肪率は?」と聞かれたら「性別、スポーツ、ポジションによる!」ということなんだと思います。なので、むやみやたらに体脂肪を減らしたり、逆に増やしたりということをしないで1つづつ論理立てて食事もダイエットも計画していくのがいいですね。

<参考文献・URL>

LIVESTRONG.COM(http://www.livestrong.com)